*2015/6/12時点では紹介先のサイトで動画閲覧、ファイルダウンロード可能です。
聴くだけでとか見るだけでとか、受動的に何かするだけで開運したり細胞が修復したりするお手軽動画や音楽の話が大好きです。
特に、覚醒前は覚醒したくてしたくてたまりませんでした。そのとき知ってたら良かったなー!という素敵な映画を発見。なんと、「見るだけで覚醒する」そうです。
その映画は、
『美しき緑の星』原題:La Belle Verte
予告編はyoutubeにあります。
日本よりはるかに精神的な進化が進んだ「美しき緑の星」から、地球にやってくる女性が主人公のスピリチュアルSF的な話です。
■あらすじ
この美しき緑の星では貨幣制度がとっくにありません。
自分の得意で好きなことをそれぞれが表現して共存共生し、みんなが平和に豊かに暮らしています。
なかでも、重要な仕事は、彼らの惑星から、宇宙の惑星に訪問する仕事です。
しかし、地球は本当に危険で野蛮な原始的な星なので、誰も行きたがらない。
そんななか、主人公の女性が名乗りあげます。
「わたし行ってもいいわよ!」
引用元:アセンション実践倶楽部「特集/美しき緑の星-日本語字幕」
残念ながら日本語訳の入ったDVDの発売やレンタルがなく、有志によって日本語字幕がつけられた動画はyoutubeにアップしてもすぐに削除されてしまうとのこと。(そりゃそうですよね。。。)それが覚醒を妨げたい支配者たちの仕業だ!陰謀だー!とは思いませんが、見る手段がないのは残念。
・・・と思っていたら、ありました!
2015年6月9日現在、美しい緑の星の日本語字幕入りを観る手段は2つ。(今度、削除される可能性もあるので、飽くまで現時点の情報です)
1.ニコニコ動画
ニコニコ動画に上がっています。ログイン後、「美しき緑の星」と検索すれば出てきます。
2.flvタイプの動画をダウンロードして観る
こちらのサイトさんに、flv形式の動画データがありました。⇒アセンション実践倶楽部「特集/美しき緑の星-日本語字幕」
ダウンロード後、flvの再生プレーヤーがあれば観られます。flvプレーヤーは無料ソフトが多数出ています。
■美しき緑の星の感想(ネタバレ)
※ネタバレです。
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■フランス政府批判、貨幣経済、肉食・人種差別の否定
興行的に成功しなかった理由はやはり内容に、「人間の目覚めを促すため」という以前に、製作国であるフランスの政府批判的な内容が非常に多く、それが原因かなと思いました。貨幣経済の否定は現在の地球全体に対するメッセージとなりますが、肉食を否定することは、フランスの巨大産業でもある畜産への批判とも受けとめられ、人種差別の否定についても、移民問題で揺れて近年右傾化も懸念されているフランスに対するピンポイントの批判とも受けとめられなくもないからです。
主人公のミラは、白く丸い風船のようなものに包まれて、フランスのパリに降り立ちます。そこで、まず困ったのは・・・。パリの空気は車だらけで汚れており、道が犬のウンコだらけ!!HALもずいぶん前ですが、パリに長期滞在した経験がありますが、当時、確かに辟易とするほど犬の糞が落ちていました。夜中から朝にかけて、道路清掃車が盛大に水をまきながら掃除をするので、それをあてにしているのか、犬の糞を飼い主が持ち帰るという習慣がなかったようです。観光地としてのパリのイメージを損なう描写とみなされたのかもしれません。
また、美しき緑の星では「キリストは2000年前に地球に派遣された」彼らの仲間というセリフがありますが、かつて宇宙人を救世主としたカルト宗教の集団自殺もあったフランスでは、こういった表現が新たなカルト出現への危惧を抱かせるのかもしれません。
■地球的価値観、自我の「切断」が最大のポイント
この映画で、ミラは出会う人々に対して次々に「切断」と呼ばれる、自我からの切り離しを行っていきます。「切断」は、一言でえば一瞬にしてその人を悟らせてしまうこと。「切断」された人間は、目に映るすべての美しさに感動し、それまでの貨幣経済が生み出した価値観が崩壊してしまうのでしょう。そばにある木に抱きついたり、レタスの葉の一枚の美しさに気付いたり、緑の星の人々にとっては当たり前の状態になります。
この映画は「見るだけで覚醒する」「世界の人々に目覚めをもたらす」と言われていますが、実際に目覚めるかどうかはその人次第とはいえ、「目覚めたらどんな状態になるのか」が面白おかしく、またリアルに描かれていると思います。オススメです。
AmazonにDVDがありますが、日本語訳はありません。ジャケットを見る限り、フランス語、英語、韓国語のみ。
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