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【怖い話】夜中に聞こえる祭囃子(まつりばやし)

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大徳寺真珠庵所蔵『百鬼夜行絵巻』

大徳寺真珠庵所蔵『百鬼夜行絵巻』(public domain)

 

仕事で知り合った霊能者から聞いた話。

『お祭りなんかやっていないのに

真夜中に、祭囃子(まつりばやし)が聞こえてきたら

もし、外にいてお祭りのような笛の音や太鼓の音が聞こえてきたら

全力で音がした方角と直角の方向に逃げなさい

もし、家の中にいて、外からお囃子らしき音が聞こえてきたら

どこだろう?などと確認するために窓を開けたりせず

家中の戸締りをしてカーテンを閉めて

すぐに布団の中に戻って寝たふりをしなさい

祭囃子が通り過ぎて完全に聞こえなくなるまで絶対に窓を開けてはいけない

なぜか?それは

百鬼夜行の夜だから

ひゃっきやこう?それは

妖怪たちが住む世界と人間が住む世界の境界が曖昧になる特別な夜

いつもは境界のむこうとこっちに分かれて暮らす魑魅魍魎の行進が見えて、聞こえてしまう夜

ラジオの周波数が噛み合ってしまって

聞こえなくていい通信を傍受できてしまうように

魑魅魍魎の

私たち人間が妖怪や鬼と呼んでいるこの世のものならぬ者たちの

笛の音 太鼓の音

人間界の御囃子(おはやし)と変わらない音色を奏でながら

その夜、その時間だけ開く異界の扉を通って

この世の道と重なる彼らの道を、霊道を通ってまた彼らの世界へ帰っていく

 

出くわしたなら

気に入らなければ喰われてしまうだろう

気に入られれば連れていかれてしまうだろう

だから 外にいて祭囃子が聞こえたら

音のした方角と直線が彼らの道だから

直角の方向に逃げなさい

直線で逃げても

彼らは夜目遠目が効くから見つかってしまう

気付かれたら、姿を見られたら終わり

直角に逃げれば

霊道を外れれば

彼らにこちらの姿は見えない

 

家の中にいて夜中に祭囃子が聞こえてきたなら

それは、家の近くあるいは中を霊道が通っている

近くても霊道が家の外ならば

窓を閉めカーテンを閉め部屋を暗くして息を潜めて

こちらの存在に気付かれないようにすれば良い

家の中を霊道が通っているなら

祭囃子はどんどん近づいてくるだろう

布団の中に入って寝てしまえば

寝付けなくても寝たふりをしていれば

強盗が 顔を見られたら殺す、見られなければ命までは奪わないように

鬼たちも、姿を見られていなければ

素通りしてくれるだろう』

 

 

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