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【映画感想】『ムーンライト』最短24分で助演授賞のマハーシャラ・アリは4400のリチャードだよ

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観てきました、ムーンライト。

マハーシャラアリのムーンライトパンフ
LGBTではないので分かった気になろうともなれませんが、それでも全編心に染み入るいい映画でした。

黒人差別がアカデミー賞でも是正されて、なおかつ主題がゲイの少年の半生で、時代の意識の変化が如実に表れた、本当に映画史に残る作品なのではないかと。

主演のシャロンを演じた3人はそれぞれに素晴らしかったです。そして、ネタバレは避けますが、全編とにかく

「あぁ、ケヴィン。ケヴィンっ!」

でしたね。幼年期編からして、オカマ呼ばわりでいじめられるシャロンに唯一優しく寄り添ってくれるケヴィンの心のうちを案じていましたが、その後の展開はああ、現実にもこうして生きている男性はいるのだろうとリアリティを感じるものでした。
そして、なにより、

アカデミー賞の助演男優賞に輝いたマハーシャラ・アリ。

海外ドラマ『4400』で、黒人差別がまだ激しかった時代に、愛する白人女性と結ばれぬまま、あの事件が起きて(完結しなかったのでついに真相謎でしたね)戻ったら50年後。

黒人差別が表向きなくなった時代に戸惑いと感動を覚えつつ、かつての最愛の人と瓜二つの女性と恋に落ちるものの、、、という涙無くしては観られない役どころでしたが。

4400
あの4400のリチャード役でマハーシャラを初めて観たときから、愁いと慈愛に満ちた表情に引き込まれてしまったのですが、その後、あえて探して作品を観るほどではなく。

しかし、今回のアカデミー賞の授賞式で、作品としてムーンライトが授賞し、助演賞でマハーシャラの顔が映ったとき、これは観なくては‼️とテンションが上がったのですが。

実に、今回の、主人公シャロンの幼年期の心と実際の拠り所となり、生き方の指針を示す麻薬の売人『フアン』の役は史上最短出演時間の24分で助演に輝くだけの、見応えがありました。

社会悪の存在でありながら、一人の人間としては恐らは差別や貧困のなかで傷付いてきて、心の痛みを知っているからこそ、他人の心の痛みも分かる。

この映画では、幼いシャロンに向けられる、慈愛に満ちていて、同時に貧困地域の黒人として生きていくことを受け入れた諦観の眼差しが印象的でした。

万が一、4400のマハーシャラに魅了されたことがある人は、是非観てください。

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